
Man with his word キャンセルポリシーを導入いたします。
- Jun Kondoh
- 2 日前
- 読了時間: 4分
「予約」とは、“席取り”ではなく「契約」です。
― 当院キャンセルポリシー導入のお知らせ ―
飲食業で働いている方。
ホテル業界で働いている方。
日々、商談や会議、出張を繰り返し、“時間”を基準に仕事をしている方。
そういう、“時間の価値”を理解している方ほど、この話に深く納得していただけると思います。
予約とは、単なる仮押さえではありません。
その時間のために、
人員を配置し
準備を行い
設備を確保し
他の予約希望者を調整し
全体運営を成立させています
つまり予約とは、「時間資源に対する契約」です。
これは、レストラン、ホテル、航空業界、あらゆる一流サービス業に共通する考え方です。
医療も同じです。
特に内視鏡検査や手術では、
医師
看護師
内視鏡スタッフ
洗浄スタッフ
麻酔準備
ベッド管理
医療機器
薬剤
リカバリー体制
など、多数の医療資源が事前に稼働しています。
当院では以前より、
来院時間
前処置開始時間
遅刻時対応
検査注意事項
について、事前説明を徹底してまいりました。
さらに現在は、
電子カルテ上の説明記録
インフォームドコンセント記録
を保存しており、「聞いていない」「知らなかった」「勘違いしていた」といった曖昧さが発生しない体制を整えています。
それにも関わらず、
当日キャンセル
直前キャンセル
無断キャンセル
大幅遅刻

“少し遅れても当然診てもらえる”という感覚
が一定数存在しています。
しかし、それは本来、社会一般では通用しない
価値観です。
当院は今後も航空業界に非常に近い考え方で
予約運営を行ってまいります。
航空業界は長年、
個人的事情による遅刻
当日キャンセル
自己都合による予定変更
については、原則として個人責任として扱います。
一方で、
安全性
システム運営
全体最適
他利用者への影響管理
については、極めて厳密に時間調整を
行っています。つまり、
「個人都合には安易に運営全体を合わせない」

しかし、
「安全確保のためには徹底的に運営を調整する」
という思想です。
これは、極めて合理的かつ成熟した
システム運営です。
医療も、本来同じであるべきだと
当院は考えています。
一人の遅刻や当日キャンセルによって、
検査進行が崩れる
スタッフ配置が乱れる
他患者様の待機時間が延びる
本来その枠を必要としていた患者様
が受診できなくなる
という影響が発生します。
つまり、無断キャンセルや著しい遅刻とは、
「本人だけの問題」では終わりません。
真面目に時間を守って来院される患者様、
そして医療スタッフ全体へ影響を及ぼす行為です。
近年、厚生労働省の考え方としても、一定条件下におけるキャンセル料設定は認められており、全国的にも導入する医療機関が増えています。
これは利益目的ではありません。
限られた医療財源、医療スタッフ、診療時間を守り、本当に医療を必要としている患者様へ、安定した医療提供を継続するためです。
そのため当院では、2026年6月より、予約診療に関するキャンセルポリシーを導入いたします。
対象となるのは、
無断キャンセル
当日キャンセル
直前キャンセル
診療運営へ支障を来す非常識なる遅刻
などであり、理由の如何を問わず、キャンセル料の対象となります。
また、継続的に予約ルールをご理解いただけない場合、以後の診療予約をお断りする場合があります。
私たちは、「誰でも無制限に受け入れる医療」を目指しているわけではありません。
時間を守る。
約束を守る。
事前説明を理解する。
他者への影響を理解する。
そうした“社会的礼節”を共有できる方々と、誠実で安全な医療環境を築いていきたいと考えています。
時間とは、人生そのものです。
当院は今後も、真剣に医療を受けようとしてくださる患者様、そして互いの時間を尊重できる患者様のために、質の高い医療提供体制を守り続けます。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。







