!?お子さんの下痢、腹痛は本当に過敏性腸症候群ですか??
- Jun Kondoh
- 1 日前
- 読了時間: 2分
更新日:21 分前

当院には、最近Teen agerの腹痛、の
ご相談が増えてきました。
[例]
16才 男、、半年以上の腹痛、と
下痢が断続している。
近隣の総合診療内科クリニックで、
ストレスによるもの、と告げられ整腸剤、
など含めた複数の内服薬を処方されたが、
改善傾向がない、、という経緯、、
この前担当医は、精密検査を一切しないまま、
短時間の問診だけで、"過敏性腸症候群"と
断定していました。
過敏性腸症候群の診断基準は、
採血や、便潜血検査、
内視鏡検査など精密検査を
各種施行した上で、
器質学的病変を認めない、とする
条件が必要です。
慶應義塾大学附属病院の過敏性腸症候群についての診断基準に関する
情報を下記リンクに提示します。
どうぞご参照下さい。
腹痛、下痢の原因で最も頻繁に診断される
ものは、ウイルス性、細菌性の腸炎です。
これらは大抵症状のピークは72h以内,大部分の患者は、1週間内外で治癒します。
特に若い10代〜20代で慢性的に、3か月以上も
断続する腹痛、下痢、etcに悩まされている
場合には注意を持って精密検査が必要なのが、
潰瘍性大腸炎やクローン病に代表される
炎症性腸疾患となります。


当院で大腸内視鏡を実施して、
潰瘍性大腸炎が発見されました、、
引き続く、適正な内服薬を選定し
治療開始しました、、その後早期に寛解へ
導くことに成功しました。


またもや、医学的客観的根拠もなく
あてずっぽうの"ストレスによるもの".
とする安易なる説明と根拠なき
内服処方に終始する消化器
非専門クリニックの
対応に失望を隠せません。
当院では、大学附属、基幹総合病院と
同等の検査診断ステップ、治療
をご案内しています。
大切なお子様たちの容体について
どうぞ躊躇なくご相談ください。
当院では、正確な診断の為に
苦痛を最小限にする内視鏡検査を
提案しております。どうぞご安心を^_^










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