GWでも肛門周囲膿瘍に対して緊急対応して、ファインセーブ!^_^
- Jun Kondoh
- 5月3日
- 読了時間: 3分
更新日:5月4日

さて、2025GWが始まり、
大型連休となりまして。
既に1週間以上連休にしている猛者の方々も
いらっしゃるかもしれません。😁
当院も原則祝日は休診です。
しかしながら、あらゆる業態がそうであるように開業クリニックであろうが、仕事は、患者の診察以外にも多数山積みである。
私は、院長として外来診察、内視鏡検査治療、
日帰り手術だけではなく、バックヤード処理、
すなわち、事務処理も包括的に行う。
ほぼ全ての開業医は、会社で例えるならば、
営業、経理、総務、人事、広報など、全ての部門を単独で決裁処理しているのです。
こうした連続した休診時間帯に
残務事務処理をしよう、と、クリニックで
作業中に、当院の診療予約システムにも
目を通して状況確認していきます、、

すると、本日いましがたに
GW明けの後日予約を
入れてくださった"お尻が痛い"、とする内容
の新患のケースに気がつきました。
!?
当院の過去のブログ投稿でも何度か
挙げてきました、、お尻が突然痛くなる
状況、、こ、、これはまずい、、、
GWが終わるまでに、もっと状況は
醜い状況に進行していく可能性があります。
この症状は、、ほっておいてはいけない!
そもそも肛門関連疾患も担当できる
専門クリニックは非常に少なく、
当院しかこうした患者さんに
対応は出来ないのです。
私は、すぐさま、直接この患者さんに
Telをして、よろしければ、本日すぐにでも
時間外診療で拝見します、とお伝えし、
その患者さんも、すぐに来院して
くださいました。
当院も使用しているデジスマ診療、
予約システムには、
事前問診表が搭載されているため、
来院前から、発症と経緯が把握可能、
症状の迅速な分析が可能となります。
事前に、他院で服用している内服薬記録、
保険証なども画像配信してくださいますと、
来院前から、新規カルテ作成が可能となり
診察開始までの待機時間も大幅に短縮化
できます。
この緊急患者さんが、来るまでに、
当院で、私医師1人でも迅速に
新規カルテ登録を済ませて待機可能と
なりました、、、
来院してすぐに、診察を開始しました。
結果は、やはり、、、
直腸肛門周囲膿瘍の診断になりました。
肛門周囲膿瘍は、当初、肛門周辺の
違和感に気がつくも、明確に
医師を受診するべきか、、と迷うレベルだったりもします、、そして時間の
経過とともに、急速に症状が爆発的に
進行し、強い痛み、肛門周囲の腫れが
突如進行してきます。
この方も、すぐに外科的切開排膿手術が
必要になりました。
以下のリンクに、こういう手術になる、
とする一例を提示しておきます
さあ、緊急処置は完了しました。
これでこの患者さんは、
これ以上、病状が進行したりはしません。
良かった良かった!☺️













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